コロナ危機 ~リーマンの再来~

2020/03/08

今、世界中が「新型コロナウィルス」に恐怖し、動揺し、経済も大きな影響を受け始めている。

私個人も、自らが感染する事への恐怖より、経済への大きな影響によって停滞していく事への恐怖を感じてる。

しかし今回、恐怖や動揺がある反面、楽観視している面々もいる。私は単に致死率等だけで判断したり、根拠もなく暖かくなればインフルエンザのように終息すると考えている事に危機感を感じる。

確かに、いずれは抗体を基にワクチン等は開発されるであろう。だがどんなに早くても約1年、この1年を早いと思うか長いと思うか・・・

私は経済面から見れば長すぎると感じ、危機感を募らせている。ここ一か月、コロナが世界へ広がりを見せてからの株価、企業業績下方修正等々、数値から見ても今後さらなる悪化は必至である。

今回の世界景気低迷は、コロナが決定打になったが、それ以前の長すぎる米中摩擦等からすでに始まっていた。景気を見るうえで重要な指標になる物流の動きはすでに一昨年から落込みを見せていた。そう言った様々な要因が重なり、景気好転には数年の時間を要するであろうと考える。

また、日本経済にとっては消費増税がここにきて大きな重しともなっており、ここから浮上するにはまた更なる時間を要するである。

私はリーマン規模の景気悪化、企業倒産含め長期化すると考える。
万が一、オリンピック開催が出来なかった場合の日本経済に与える影響は計り知れない。しかし、それもあり得る事態になっている。

そんな中、我々の業界も非常に厳しい時間を過ごす事となるであろう。浮上しつつあった地価も下落に転じ、不正融資からの金融引き締めによる不動産流通の停滞等々、間違いなく厳しい状況下にある。

また、不動産が活発に動かず停滞すれば、様々な商品の購買意欲はなくなり、全ての業種業態へも影響は大きく、物流の流れがさらに悪化すると予測される。

唯一の救いは上げたくても上げられない金利により、数年は金利負担による圧迫だけは現状と変わる事はないであろう。

しかし、今回の日本政府の動きから、やはり弱腰の外交、定まらぬ信のない政策が露呈したとも言えるであろう。アメリカや中国に配慮しすぎ、強気な入国規制等をもっと早く明確に出せなかった事は後々影響は大きい。勇気ある決断をもっと早くしていれば、海に囲まれた島国としての地理をもっと生かせたはずである。どんなにまともな判断をしても、結果、今回のようにお隣韓国のように感情論でしか判断できない国もある。だから勇気ある決断とスピードが重要だったのである。

ビジネスの基本も「勇気ある決断とスピード」
国の政策も同じであると考える。

コロナに関していえば、中国の圧力に屈したWHOが最大の悪である。また当然のように、いつものように隠ぺいしようとした中国は相変わらずである。

今一度、私見ではあるが、経済は間違いなく低迷期に入る。日本株は18000円以下、為替は100円、GDPマイナスと突き進むであろう

そんな時だからこそ、ここで企業の本当の力が試される。
報道などに惑わされず地に足を付け、経営TOPがどう立ち振る舞うかで会社の今後が大きく変わるであろう。

私はいつも社員に伝える言葉がある。「我々の強みは、景気の良さを本当に肌で感じるほど経験をした事が一度も無い事である。だからどんな不景気でもやり切れる力があると信じる。」

今こそ、会社の社員と共にガッチリとスクラムを組み「one team」を作り上げなければならない。

皆さんも、報道や特にフェイクニュースに惑わされず、今ある自分自身の環境をしっかり検証し、周りにいる同じ価値観の仲間と手を取り合って頑張って行こうではないか!!

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