ドライブ+温泉=最高!

2022/10/25

西日本産業

業務管理本部の大石です。

先日のお休みに、念願だった場所へようやく行くことができました!
そこはどこかというと、大分県竹田市にある「長湯温泉」です!
ここの温泉の特徴は、”ラムネ温泉”とも表現されるように、豊富な炭酸ガスが溶け込んだ炭酸泉です。

高校の同級生から「ここの温泉は最高だよ!」と教えてもらってからもう何年たちますが、自宅から高速を使っても2時間程度、下道だと3時間弱と結構な距離があり、なかなか重い腰を上げることができず、つい手前にある杖立やわいた温泉あたりで妥協することも(両方ともいい温泉地ですが)。
今回は、涼しくなってきてドライブ日和だということもあり、平日のお休みの日に思い切って計画してみました。
途中で通る久住の風景も楽しみたいので、下道コースで。そうなると往復6時間はかかるので、自ずと立ち寄れる場所は限られてきます。
そこで温泉と食事以外はひたすら運転を楽しむことにしました。

さて、長湯温泉には日帰り入浴ができる施設がいくつかあります。
おそらく長湯温泉で人気・知名度とも一番と思われるのはラムネ温泉館さんですが、そこは平日でも人が多いと予想したので、別の施設を探しました。
私はのんびり落ち着いて温泉に入りたいので、ホームページの写真も落ち着いた雰囲気だった「万象の湯」さんに決めました。

当日は6時半に起床して出かける準備をし、7時には家を出ました。
立ち寄り湯のオープンは10時からでしたので、間に合うように逆算したのと、私の家から3号線へ出るルートは、朝のラッシュの時にはいつも2kmくらい渋滞するので、それを避けたかったからです。
3号線を抜けて筑後川の土手沿いの道を通り、日田あたりから国道212号線を南下して久住を目指します。
道中は名産の日田杉の材木を満載した連結トレーラーとよくすれ違いました。
こんな狭い道をあんなに大きくて長いトレーラーをよく運転できるものだと、改めてプロドライバーの凄さを実感しました。

それから国道442号線へと入り、黒川温泉を過ぎたあたりから植生がガラリと変わり、草原が広がります。
所々に白く巨大な牧草のロールが置いてあり、放牧されている牛や馬を時折見かけるようになります。
改めて、久住に来たんだなとワクワクする瞬間です。

瀬の本レストハウスを過ぎて442号線をしばらく進み、大分県道669号線へと入ります。
この県道は大分県が定める「ぐるっとくじゅう周遊道路」の一部になっていて、とにかく長めが素晴らしいです。
県道442号線から同じく県道30号線(これもぐるっとくじゅう周遊道路の一部です)に入れば、目的の万象の湯さんまですぐです。

万象の湯さんは思っていたよりこじんまりして落ち着いた感じでした。受付の横には無料の足湯もあります。
到着したのは10時ちょっと前でしたが、お店の方に聞いたところ大浴場はもう準備出来てますよとのことで、入れていただくことにしました。
料金は500円でしたのでPayPayで支払い、貴重品入れのコインロッカーは10円でした。
脱衣場には荷物を入れるカゴしかないので、財布やスマホはここに入れたほうが無難です。

先客はおらず、ラッキーなことに私が一番風呂でした。
大浴場に入るとビックリ!!茶色く濁った湯船の表面が、温めた牛乳のように膜を張っていたのです。
恐る恐る指で触ってみると、薄い膜状の湯の花が指にまとわりつき、指先でこするとシャリシャリした感触ですぐ粉々になりました。
いくつか温泉には行っていますが、こんなに湯の花が浮いているのは初めてでした。きっと温泉成分が濃いのでしょう。

はやる気持ちを抑えて、まずは髪と体を洗います。
お湯で体をざっと流すだけで湯船に入る人もいますが、私はちゃんと洗わないと嫌なのです。
洗い場で体を擦っていると、別のお客さんがやってきて体を流してすぐに湯船に入ってしまいました。
ああ、私の一番風呂が…湯の花が…
子どもの頃に、冬の通学路で見つけた水たまりの氷を、一緒の友達に先に割られた時の気分を味わいました。

まぁ貸し切りではないので仕方ないと諦め、泡を流して湯船に入ることにしました。
ここの大浴場は、内湯ににごり湯と炭酸泉が、露天にもにごり湯と炭酸泉があります。
炭酸ガスは水温が高いと溶けにくいので、一般的に冷たいことが多いです。
なので入り方としては、まずはにごり湯で体を温めてから、炭酸泉に入ることをおすすめされていました。

まずは内湯のにごり湯に入ってみました。湯船の出入り口にある段差が見えないほど茶色く濁っています。
私はあまり高い温度の温泉は苦手なのですが、ここはやや高めといった感じで、長くつかることができました。
お湯の臭いは、例えは悪いですが錆びた水道管から出てきた水のような金属臭がします。
5分くらい入っていると、顔から汗がにじんで流れてくるようくらいまで温まったので、思い切って炭酸泉へ。
冷たいと言っても、サウナの水風呂のようにキンキンに冷えているわけではありません。
体の芯はしっかり温まっているため、それほど寒く感じることはなかったです。
しばらくすると体の表面にびっしりと泡がくっついていました。手で泡を押さえると、プチプチとした感触が伝わってきます。
炭酸ガスには血管を拡張して血流を良くする効果があり、高血圧にもいいそうです。

しばらく炭酸泉で体を冷やした後は、露天風呂に入ってみます。
湯の温度はかなりぬるく、湯船も浅いので、横たわって入るのにピッタリです。
露天の目前には川が流れており、その向こうには畑や民家も見えます(すだれで目隠しはしてあります)。
湯船の縁にタオルを置き、そこに頭を乗せて横たわると、ぬるいお湯と川のせせらぎが心地よく、いつまででもつかっていられそうです。
露天側の炭酸泉も同様に浅いので、寝そべることができます。
私はこの「内湯のにごり湯 → 内湯の炭酸泉 → 露天のにごり湯 → 露天の炭酸泉」を繰り返し、いつの間にか2時間が経過していました。

さすがにお腹が空いてきたので、温泉に併設されたレストランへ向かいます。
いろんなメニューがありましたが、名前のインパクトで「ガニ湯うどん」にしました。
後で調べてみたところ、ガニ湯というのは温泉街を流れる川にある、長湯温泉のシンボル的な温泉で、24時間無料で入れるらしいです。
ただし周りには囲いも設備も何もなく丸見えなので、入るにはかなり勇気がいるとのこと。
なぜガニ湯という名前なのかというと、人間に恋したカニが雷に打たれて、そこから泡が出る温泉が湧くようになったという伝説にちなむそうです。

さて、運ばれてきたガニ湯うどんは、カボチャとナスとカニの天ぷらが乗っており、たくさんのネギとワカメが入ったうどんでした。
天ぷらは作り置きかと思って食べてみたら、なんと揚げたてでした。カニは脱皮したての「ソフトシェルクラブ」なので、まるごと食べられます。
やや小ぶりではありますが、しっかりとミソも堪能できました。
出汁はやや塩分が強かったものの、温泉で汗をかいているので、ミネラル補給にはピッタリでしょう。

昼食を終えると、あとは帰宅するだけです。
同じ道を帰ってもつまらないので、ちょっと遠回りですが阿蘇を通るルートで帰ることにしました。
紅葉のシーズンにはちょっと早かったのですが、起伏があり風景がダイナミックに変化する様は感動モノでした。

移動距離にして約280km、移動時間は約7時間(トータルで10時間)、かかった費用は温泉+食事+ガソリンで約6,500円。
まあまあの時間と出費ではあったけど、それ以上に満足度の高い日帰り温泉でした♪
雪が降る前に、また同じ温泉に行こうと思います。

明日は資産管理部の柿川さんです。

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