宅建問題/期間の計算

2022/11/05

西日本産業

資産管理部の清水です。

先日の宅建試験で、驚愕の民法問題が出ました。

「2022年10月17日午前10時に、引渡日を契約締結日から1年後とする不動産の売買契約を締結した場合、2023年10月16日が引渡日である」

答えは×(誤り) です。

解説しますと(サイトの受け売り)

■民法では、日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。→よって10月18日から数える

■その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の、前日に満了する。

→よって『その起算日に応当する日』は2023年10月18日、その『前日』は10月17日。

この問題の答えは2023年10月17日だそうです。

 

尚、週、月又は年の初めから期間を起算するときは、その週、月、年の末日となるそうです。

例えば、10月1日の1か月後は10月31日

2023年1月1日の1年後は2023年12月31日 となります。

 

賃貸借契約書にも、解約は1ヶ月予告とか出てきますよね。民法上、具体的に何日になるのか、正しく学習しました。

但し、この問題は間違えてしまいました。ムズカシスギ!

明日は武下さん、よろしくお願いします。

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