ひたすら飯をかっ喰らう
西日本産業
システムグループの大石です。
例によって休日の昼食にどこに行くか考えていたら、ふと気になるお店を思い出しました。
私が佐賀方面に行く際に通る道があるのですが、神埼に入ったあたりにでかでかと「飯場めし」という看板があるのです。
飯場と聞いて私がイメージしたのは、山の中の大規模な工事現場などにある食堂です。土と格闘する男たちがかっ喰らう飯ですから、おそらくは豪快でボリューミーな食事なのでしょうが、どのようなメニューがあるのか見当も付きません。そこで思い切って入ってみることにしました。
お店の外観も板を打ち付けたような、まさしく飯場っぽい雰囲気です。扉を開けると煙がすごい!各テーブルに置かれたガスコンロから、もうもうと煙が立ち上っています。
床はコンパネのような板をビスで固定しただけで、その隙間にはガスの配管が通してあります。テーブルも板と角材を組み合わせてDIYで作ったようなもの。確かに飯場という名前にふさわしい荒っぽさです。
メニューを見てみると、カツカレーや唐揚げ定食や塩サバ定食などがあるものの、メインは溶岩プレートを使った焼肉のようです。
単品メニューもありましたが、ランチタイムには「若鶏・親鳥・牛肉・牛ホルモン・ウインナー」から2種類選べる「二種盛り(税込900円)」と、3種類選べる「三種盛り(同1,200円)」がお得なようです。他にも全種類食べ放題、鶏だけの食べ放題などもありました。
私は親鳥と牛ホルモンの二種盛りを注文してみました。
鶏肉とホルモン(おそらくシマ腸)、焼き野菜に、ご飯は麦飯でおかわり自由、お漬物も同様、生卵は1個までとなっています。あとはこれに味噌汁が付きます。タレは自家製っぽい甘めのタレとポン酢です。
まずはプレートの中央に鶏肉とホルモンを乗せ、その周りにかぼちゃや人参など、焼けるのに時間がかかりそうな野菜を乗せました。
ホルモンだけでなく、鶏肉からも脂がじんわり出てきますので、タイミングを見計らってひっくり返し、ほどよく焼けたらタレを付けて口に運びます。
親鳥は想像していたより3倍は固かったのですが、私は柔らかい肉より固い肉をしっかり噛み締めて味わうのが好きなので、許容範囲内です。〆てからあまり間がなかったのか、旨味はそれほどありませんでしたが、鮮度がよく鶏特有の臭みもありませんでした。
ホルモンも臭みがなく、ほどよく焦げ目がついた皮の香ばしさと透き通るほどの脂肪の甘みがたまりません。
肉を噛み締めながら麦飯を口に放り込む、たまにはこういう食事もいい。
麦飯をおかわりし、さらに食べ進みます。終盤にはもやしを炒めてホルモンと合わせてタレをかけて味わい、仕上げに卵かけご飯をいただきました。
私は普段はそれほど米は食べないのですが、今回はなんと4杯も食べてしまい、ちょっと苦しくなってしまいました。
明日は建築の柿川さんです。