怪我してわかることもある
西日本産業
資産管理本部の大石です。
先日、雨が降っている時にマンションに入ろうとしたときです。
エントランスの床材が、みかげ石のようなツルツルしたものだったのですが、その上に水たまりができているのに気が付かず、右足を踏み出しました。
すると、まるで氷の上のようにツルッと滑ってしまいました。
地面に手をつく暇もなく、右足を前へ投げ出したような体勢でひっくり返ってしまい、残った左足の上に背中から乗ってしまいました。
足首がありえない方向に曲がった感覚と、すぐに激しい痛みに襲われ、みるみる腫れてきました。
歩くたびに左足に痛みがあるので、捻挫であって欲しいと願いつつ、病院に行きました。
レントゲンを撮ってみると、足の細い方の骨が見事に折れていました。
不幸中の幸いか、ズレたりはしていなかったため、手術は必要なくギプスで固定するだけで済みました。
1ヶ月くらいは左足首をギプスで固定し、松葉杖で移動するハメに…
それから家に帰ったのですが、私の部屋は2階にあるので、階段の上り下りが非常につらいです。お尻をつけて一段一段移動しなくてはいけないからです。
普段なにげなくやっていることが、ちょっと状況が変わるとこんなに大変になるとは今まで思ってもみませんでした。
それと同時に、世の中の多くのものが体の不自由な方のことを考えていないということもわかりました。
病院でさえ、松葉杖で移動する人の導線に邪魔になるものが置いてあったりします。
色んな方の視点で考えてみることの重要さを思い知った次第でした。
明日は建築の柿川さんです。